ハジロカイツブリ
Podiceps nigricollis/
晩秋の水面に群れる
晩秋の夕暮れに湖の沖合に姿を見せた大きな群れ、その数500羽を越えるであろう。このカイツブリは冬鳥として飛来し、比較的群れをなしている事が多いようで、この500羽の群れもそうは珍しい事ではないようだ。そうは言ってもこの数は圧巻であった。
見違える美しき春の姿
春の渡りの季節を迎えた、この時の楽しみでもある夏羽に衣替えしたその姿。
秋の渡りの時期に比べ観られる機会もだいぶ少ないものの、晩秋の頃や、また冬の間にも幾度となく見られるその姿は白と淡い黒、それが春を迎える頃、淡い黒が濃い黒に変わり、なんと言っても真っ赤な目とそこから広がる金色の飾り羽の美しさは観るこちらをハッとさせる。