ハマシギ
Calidris alpina/
水面も静かな小さな水辺に舞い降りた冬の海辺を代表するシギ、ごくごく普通のこのシギもここ内陸の水辺ではなかなか見る機会も少ない稀な旅鳥となる。
ある秋、山国の水辺に1羽のハマシギが降り立った。冬の白っぽい姿、春の赤い背に黒い腹という姿は海辺で何度か見ていたのだが、この時舞い降りたハマシギはそのどちらでもない装い。まあ秋の姿は初めて見るのだから当然なのだが、見慣れないこの装いに胸躍り撮影をさせてもらった事をよく覚えている。
冬の海辺の常連鳥
冬の海辺への鳥見、その楽しみのひとつは数十・数百羽のハマシギの群れ。また春のキラキラ輝く水面で夏羽に衣替えした姿。