ズグロカモメ
Larus saundersi/
カモメ類に疎い山国の鳥見人の失敗!!
山国の鳥見人にとっては、海鳥であるカモメ類には少し苦手なところが有る。標高2,000~3,000mに取り囲まれた水辺に、そうそうカモメ達が飛来する訳でもなく、海辺では当たり前のセグロカモメやウミネコが1羽見られただけ、稀な事なのである。そんな水辺に1羽のカモメが現れた。見ている最中はユリカモメだとばかり思い込み、何枚か撮影してみる。それがズグロカモメだと気がついたのはその日の晩、パソコンで撮影画像を確認している最中。そして急いで同じ水辺に再度確認に行けたのは翌朝、残念ながらもうその姿は何処にも確認できなかった。これがズグロカモメとの初めての出会いと、今のところ最後の出会いである。