「 秋の情景 」

ノビタキ

稲刈りが終わり、藁ボッチの列ぶ夕暮れの田んぼ、高原から降りて来たノビタキが、稲藁の上に止まる姿に、農道を散歩する人影を入れ込んで秋風を演出してみました。



「 秋 雨 」

マミジロタヒバリ

秋の冷たい雨が降る中での出逢い。初めて見る姿と、明日には居ないだろうという思いで、震えながらの撮影です。



「 秋の小道 」

ヒバリ

西に太陽が傾き始めた時間、秋色になり始めた農道でヒバリが佇んでいました。春、そして夏にはあれだけにぎやかに囀りを聞かせてくれたが、この時期はもう静かに・・・。



「 弐番穂の緑 」

タヒバリ

晩秋に季節が進む前、稲刈り後の田んぼをもう一度緑に染める弐番穂。この緑に霜が降りると、季節は冬へと向かう。



「 ピンクの園 」

シジュウカラ

紅葉の森で、ひときわ目を引くマユミの実。ピンクのがくが開き、中から真っ赤な実が顔を覗かせると、それを目当てに小鳥たちが集まる。



「 紅葉の森の中で 」

マミチャジナイ

紅葉が進む森の中で、渡り途中のマミチャジナイに出逢った。この旅鳥と出逢えるのは、一年の中でも10日ほどの間のみ。



「 黄昏刻 」

ノビタキ

西日が山の稜線に沈みかけた時、草むらがその斜光に照らされ、見る世界を黄金色に包み込み輝く瞬間がある。



「 晩秋の森に 」

オオマシコ

そろそろ雪も舞いだす晩秋の森に飛来して来たばかりの赤い冬鳥。まだ少し秋の色の残る雰囲気を求めてレンズを向ける。



「 ズミの実の成る頃 」

マミチャジナイ

高原ではズミの小さな実が色付き、そこには夏鳥、旅鳥、冬鳥が混在し多くの鳥たちの姿が見られるこの時期。



「 色づく林の出逢い 」

ムギマキ

前日、一瞬目にした旅鳥。もう一度確認したく、周囲の林を隅から探し、一本の実をつける樹を見つけた。「この樹だったら来てくれるかもしれない」、しばらく待つと。



「 優しい色 」

ムギマキ

小枝の目立つ小木の中で、「さて、どう1コマ切り取る事が出来るか?」数十分おきにやって来る姿を見ながら、この枝ならと定めて。



「 紅葉・黄葉 」

キビタキ

陽に照らされて、燃えるように輝く黄葉の枝の間、同じ黄色の姿を持つキビタキの姿。キビタキのまた違った美しさを見た喜びの時。



「 その昔 」

コウノトリ

その昔、この辺りにも生息していたというコウノトリ。この個体は兵庫県の人工繁殖地にて誕生し、放鳥されたものが、ここ信州までやって来た。その昔の光景を思い起こしながら。



「 秋の光 」

エゾビタキ

秋の樹々の色付きを強調するよう構え、北からやって来ている旅鳥エゾビタキを撮影。



「深い森のサギ」

ミゾゴイ

深い薄暗い森に生息するサギと出逢う事が出来た。まだ若鳥ではあるが、その羽色の紫掛かる不思議な色合いに一度で魅了されてしまった。



「 渡 り 」

サシバ

夏鳥として多く飛来するのだが、この地には留まる事無く、春と秋の渡り時期にその姿を見るだけの鷹。この日も谷から続く稜線に立っていると、目の前を一直線に飛んで行くその姿と出逢った。



「秋風吹く田園風景」

ノビタキ

やはり、秋のこの時期にはこの風景を見たくなる。その風景を見る事で、その季節を感じる事が出来る。そんな情景は誰もが持っているだろう。私にとっての秋の風景は、この田園とそこに来るノビタキ。



「 ひと時 」

マミジロタヒバリ

友人からの連絡で、雨降る中の水辺の埋立地へ。数羽居るタヒバリの中から、よくこの鳥に気づいたなと、その友人に敬服してしまう。雨の中、その特徴とこの場所の雰囲気をどう取り込められるかを頭の中で巡らせての撮影。

ミゾゴイ
エゾビタキ
コゲラ
コウノトリ
カッコウ
ゴジュウカラ
ノビタキ
ミサゴ
ショウドウツバメ
ハクセキレイ
マミチャジナイ
キビタキ
ムギマキ
シジュウカラ
カワラヒワ
 サシバ

木々の緑は色づき、山全体を燃えるように染める季節、八ヶ岳ではすでに雪が舞い、この時期は日々の変化が早いように感じられる。夏鳥はいつの間にか去り、変わって旅鳥、そして冬鳥も姿を見せはじめる。

「 森の奥深く 」

ミゾゴイ

森の奥深く、幻影のように佇む姿。深い紫ときめ細かく繊細な羽模様に息を飲みながら見入ってします。

「柔らかな光の中で」

ルリビタキ

夏の間、亜高山で凄していたルリビタキが、里山に見られる季節になった。冬もすぐそこまで近づいているようだ。そんな寒さの訪れる前の、まだ少し暖かな柔らかい光の中で。

「 旅立ち 」

カッコウ

涼しい風が吹き季節の進む中、街中の桜並木の木陰にカッコウの姿を見た。南へ渡って行く前の、ひと時の立寄のようだ。