「 沖からの姿 」

オオアジサシ

数度足を運びようやく出逢いが叶ったこの鳥。この日も気配のない中で2時間その可能性を待ち、沖合から姿を魅せてくれた時の喜びは格別。曇天の中での出逢いではあったが、次回は是非青空の下、青い水面をバックにその姿を見たいものだ。



「ヒシの白い花の咲く頃に」

シマアジ

秋風が吹き始め、水辺にカモたちの姿が見られるようになった季、岸辺に集まるカモ類の中に、1羽だけ違う姿と出逢った。春には何度かであった事はあるが、まだ緑残るこの秋の始まる頃に出逢えるとは。ヒシの緑の葉と、その白い花が咲く水面に入って来てくれる事を待ってのひとコマ。



「 輝く水面 」

カルガモ

小さな公園の水面。紅葉の木立が映り込み、その水面は波も相まって輝き浮き上がるような彩いと造形美を見せてくれた。のんびりと浮かぶカルガモ、普段から見慣れたその姿が、それとは違う美しさを醸し出してくれた。

季節は晩秋、里山の紅葉ももう終わり、木々は冬枯れの情景と移り変わり、鳥たちの様子も冬に向かっているようだ、いち早く飛来したタゲリが草紅葉の田んぼの畦に顔を見せ、水面には数百羽のハジロカイツブリが浮かぶ光景が見られる、これから一雨ごとに寒さが迫り、この水辺にカモたちが集う季節ももうすぐそこに来ている。



「 緑の水面 」

ヒドリガモ

カモのエクリプス姿は、色彩が鈍かったり、地味だったり。しかし時に、その姿がとても美しく見える時が有る、緑に包まれた水辺で見たその姿が、まさにそれであった。



「 群 泳 」

オオバン

10月末、今年も数百羽の群れがやって来た。まだそう遠くない以前、数羽の飛来に珍しさを感じていたが、今では冬の代表的な鳥となった。



「 草紅葉の頃 」

マガン

秋の田園に少し早く姿を見せてくれた。冬のモノトーンの世界とは、またひと味違う少し華やかな絵柄を意識しての撮影。



「 台風の贈り物 」

アジサシ

台風の風がまだ残る中、水辺で50羽ほどの海鳥(アジサシ)の舞いに出逢った。台風を歓迎してはいけないが、その強い風は、時に・・・、を期待してしまう。



「 天高く 」

ミサゴ

鳥たちの移動時期である秋、山国の水辺にも毎年のようにミサゴが姿を見せてくれる。そして海辺の猛禽ならではの狩りの様子を見せてくれる。



「 岸辺にて 」

アメリカヒドリ

この時期に羽色のはっきりとしたアメリカヒドリに逢えるとは思いもよらなかった。撮影は、とにかくその岸辺の緑とどう組み合わせて季節感を出すか?それだけを考えての撮影。



「 広い水面と大空と 」

クロハラアジサシ

「水面を広く、そして大空をダイナミックに」それだけを考えて、山並みに囲まれた海を作り上げてみた。どうだろうか。



「 黄昏に輝く空気 」

クロハラアジサシ

日暮れ寸前の黄昏時の空気感をハイトーンと逆光で演出してみました。白く透き通るような尾羽が印章深く情景を作り上げてくれました。



「 鯵刺し/公魚刺し 」

アジサシ

海では上空から垂直に水中に飛び込みアジやイワシを捕まえる姿から名前のついたアジサシ。この水辺ではその獲物はワカサギとなり、これも面白い光景かもしれない。



「 深まる秋の水辺 」

オシドリ

紅葉の進む山裾の水辺にオシドリの小群が見られた。水辺に覆い被さるように枝を広げた小木の影に群れるそれを、紅葉重視の風景として切り取ってみた。



「 夕日の作る造形 」

セグロセキレイ

水辺を赤く染めた夕日、その眩しい光の中を歩きまわるセキレイをシルエットにして、夕暮れの雰囲気をイメージしてみた。



「 混 群 」

ダイサギ・チュウサギ・コサギ・アマサギ

稲刈りの進む田園。陽も傾き、この日の農作業も終わり、静かになった田んぼの一角に、サギたちが集まって来た。この時期の田園風景を1枚に取り込んで。



「 赤い嘴に 」

オニアジサシ

鳥見の醍醐味。翼を持ち自由に飛ぶ事の出来る彼ら、時にまさかそんな鳥が、という鳥との思わぬ出逢いが叶う時が有る。その姿を見ながら、時に南国に、時に極地を、時に大海原や大陸に想いを馳せる事が出来る。



「 波に揺られて 」

メジロガモ

横から差し込んで来る陽の光が、波立つ水面を美しい造形へと演出してくれた。水とは面白いものだ、形も色も無いのだが、それだから見るものの、感じたまま、思うままの姿へと変貌してくれる。



「 朝の静けさに 」

メジロガモ

風もなく、波の立っていない水面。そんな早朝の静かな水辺も私の好きな風景です。この日は陽の登る前の早朝、その静かな水面で絵作りです。少し霞掛かった雰囲気が、素敵な光景となってくれました。



「 晩秋の水鏡 」

ミミカイツブリ

初めての出逢いとなったミミカイツブリ。数日間掛け、水辺の表情が違う中でその姿を追いかけた。その中から、晩秋の水面の雰囲気のあるものを。



「 群 翔 」

クロハラアジサシ

湖を走る観光船の最船尾に立ち、その後ろを追いかけて来るように飛び、舟の軌跡の波間に飛び込むアジサシの姿を撮影。



「 青く暮れ行く水面 」

アカエリカイツブリ

陽が落ちて、みるみる青くそして濃く沈んで行く水面で、撮影可能なギリギリのタイミングでの情景。

「 迷 鳥 」

ムラサキサギ

南国の鳥が、秋の信州にやって来た。少し色づき始めた水辺の葦の間に塒をとり、時折顔を覗かせてくれた。この地ならではの風景が切り取れただろうか。

「輝く光の帯びの中」

チュウサギ

西日が水面に眩しい光の帯びを 映し出しました。水面の浮き草に佇むサギをその帯びの中でシルエットとして置いてみました。

「 揺れる水面 」

ミミカイツブリ

 風の強い日、波間で揺れ見え隠れする姿を、水面ギリギリの位置から見てみました。